Eno.100からのお手紙

お母さんへ

文通、懐かしいね。
あれからお母さんのところに行って……
ずっと驚くことばっかりで、ずっと昔のことみたい。

お話するのは、まだあんまり得意じゃないけれど
少しずつできるようになった、と思うよ。
ひとの目を見たり、ひとに見られるのは、まだ苦手だけれど。
それも少しずつ、直したいな。

ぼくの方こそ、ありがとう。
あの時、お母さんが手を引いてくれなければ
今のぼくは居なかったと思います。
本当に、ありがとう。

これからも、よろしくね。

   黒羽