Eno.11からのお手紙


――記憶喪失さんですか!?大変そうですね~

「……なあ 君は知ってるだろ?俺の記憶を ……いや」


「そういう子だ そういう子だったな あの子は」


「それでも愛している 俺が愛するに値する存在だから 理想じゃなくて、心で」



「何故そう思ったのかも覚えてないけど たかだか覚えてないくらい何の問題にもならない」


「俺は嘘をつかないよ」