RECORD
Eno.93 上ノ内 ほこらの記録
大工の息子とほこらの話(御川の国の郷土史より)
命治の初めのころの話。
御川の国に腕の良い大工がおり、その息子たちも親の仕事を熱心に見覚えようとしていた。
末の息子がもうじき七五三のお祝いというある日、古びたほこらを見つけた。
親や兄の仕事をまねて端材で新しい祠をつくりとりかえたところ、
翌日から姿が見えなくなり、どこを探しても見つからなかった。
その後不思議なことに、誰も直していないほこらがいつのまにか新しくなっており、
そのたびに大工の家に米や味噌、山菜や木の実、魚などが届けられるようになった。
人々は末の息子がほこらを直して回っており、
神様に褒美をいただいているのだと噂したという。
御川の国に腕の良い大工がおり、その息子たちも親の仕事を熱心に見覚えようとしていた。
末の息子がもうじき七五三のお祝いというある日、古びたほこらを見つけた。
親や兄の仕事をまねて端材で新しい祠をつくりとりかえたところ、
翌日から姿が見えなくなり、どこを探しても見つからなかった。
その後不思議なことに、誰も直していないほこらがいつのまにか新しくなっており、
そのたびに大工の家に米や味噌、山菜や木の実、魚などが届けられるようになった。
人々は末の息子がほこらを直して回っており、
神様に褒美をいただいているのだと噂したという。