RECORD

Eno.173 コロモ=ツクヨノの記録

思い出その10

この手記もとうとう10ページ目に突入か。
この祭りでは毎日様々な事が起きるからネタに事欠かない。
これらの出来事を少しでも覚えていたいから私は今日も筆を執る。

メディバルで楽しい一夜を過ごした翌日はラミーくんと共にシュラインエリアへ。
浮遊島の様子を見てみたが、相変わらず未だ墜ちそうにない。

島との戦いの最中にバトメルイドくんから手作りのピザやスイーツを戴いた。
どうやら彼女も料理にハマっているらしい。
お返しに手持ちの食材を少し譲ってあげた。

浮遊島との戦いで姫くんがオオスズメバチの巣を使っていたので、
ついにオオスズメバチマスターの全盛期到来かと思ったがそんなことはなかった。
彼女曰く「貢がれたから仕方なく使っている」との事。
でも手に入れた物をすぐに使いこなそうとする姿勢は素晴らしいと思う。
彼女なりの美学が有るのだろう。
話を聞いていてなんだかカッコ良かった。


そんな中、たまこくんからオオスズメバチの巣を譲ってもらった。
私が巣を求めている事を覚えてくれていたようだ。本当にありがたい。

まだ浮遊島は墜ちそうになかったので、ラミーくんと一旦別れ私は別のエリアへ。
スプーキーエリアのカボチャ積みに失敗して死んだり。
メディバルエリアではタカサブローくんに会い、彼から『ローストビーフの酒蒸しハーブ乗せ』と『おみくじお菓子』を貰う。
ローストビーフはその場で食したが、味付けが絶妙でハーブや酒が良い味を出していてとても美味しかった。
彼は自炊している内に色々作れるようになったとの事だが、私とは大違いだな。
私は自分が食べるものだからこそ簡単な物でいいか、とあまり料理に拘って来なかった。
ロータを捜し旅をしてる最中もそんな感じで、ありあわせの物を適当に炒めたり焼いたりして食べる、それだけだった。

でもこの祭りに来て料理を作り、ラミーくん達と交換し合うようになってから。
“誰かに振る舞うための料理”も作りたいと思うようになった。
料理の腕を上げるだけでなく、見栄えの良くなる盛り付けのセンスも磨かねばな。

それはそうと。
思えば、此処でこうして一人で行動するのは久しぶりかもしれない。
最近はずっと私の隣にはラミーくんが居たから。

傍に誰も居ない、というのはこんなにも心細くなるものだっただろうか?
一人旅には慣れているはずなのに。
一人で敵と戦っていると、どこか寂しさを覚える。
不思議だな。不思議だ。

とりあえず、今夜はもうラミーくんが待つシュラインエリアへ戻ろう。