RECORD

Eno.339 夢幻座長 リドルの記録

祭典世界のリドル【その2】

この世界に存在する【エネミー】には、名と姿が一致しないものがある。

【ドラゴン】という名のエネミーは、風車
【ふまん】という名のエネミーは、労働者

に見えるのだが。それらは私が知っている名では呼ばれない。
そしてドラゴンは成敗され、ふまんは駆逐される。

ふと、『名を奪われると支配される』…という話を思い出す。


私はここで、何と呼ばれただろう。どんな役割を与えられただろう。

「皆様」?「座長」?「お友達」?

それとも…




ㅤ────あなたの名前は?

「ああ、吾輩は───だ」




私は『謎』という意味を持つ名を、今使っている。

本当の名前を告げたことは、一度も無い。
きっと、これからも、告げはしない






わたしの おやは わたしに
    と    が ずっと続きますように
という いみ の なまえ を つけました



生まれた時から名前負けしてしまうような素晴らしい名前を


長く生きた今も、その名に相応しい者に成れているかは分からないけど

その名を奪われて、支配されるのは真っ平御免だから






例え、虚構の世界だとしても。
大切なものを、壊させはしない




-----おまけ:名前と実際が異なっている理由についての考察-------
【ドラゴン】という名のエネミーは、風車
→ドン・キホーテが、風車を敵(巨人)に見立てて突撃した話が元になっていると思われる
【ふまん】という名のエネミーは、労働者(持っている道具からすると、牧場経営?)
→ふまん曰く「こっちは重労働で大変なのに上流階級ってのは随分気楽そうだな。」

他にも名前と実際が異なっている系、理由はそれなりにあるので考察するのも一興。