RECORD

Eno.183 苧麻(ラミー)の記録

記録5-スプーキーエリアの暴飲暴食



この世界の『ボス』と呼ばれるものを、気付けばもう3体倒していた。
そして、次で4体目になる。
この世界で今判明しているのが5体。そう思うと、もうずいぶん倒せたものだ。

メディバルエリアで調理場が整ったことにより、すっかり料理が気に入ってしまって
普段はシュラインエリアを拠点としているものの、各地へ足を運ぶことが増えてきた。

思えば、今ではあちこちにいる『招かれた客たち』とも、よく話をするようになってきた。
それほど長い時間が経過していないのだろうけれど、毎日起こる出来事が、とても新鮮で。

そんな思いを馳せながら、食材を手に、メディバルエリアの空を見上げていた。

◇◆◇

いつものように、ボスの告知が聞こえてきて、僕は僕らはスプーキーエリアへと向かった。

攻撃力が高いと聞いていたけれど、いつものように順調に弱っていき。
最後は見事な爆発で幕を閉じた。

南瓜を積む祭が催され、今ではたくさんの『積まれた南瓜の記録』が残されている。
高くそびえる南瓜の塔は、圧巻だ。

◇◆◇





………




僕の話を、した。

よく、人は妖精の粉を浴びると、奇跡が起きるという。
空を飛んだり、ドレスを纏ったり。
人の世界には、そんな御伽噺があるらしい。

彼女にも、そういう素質があるのかもしれない。

妖精の粉が効いてるのかはわからないけれど、僕の言葉妖精のまじないは届くようになったみたいだ。
幸運を追っているようだし、普段目に見えない、聞こえない存在とのチャネリングも、この分なら整えるのが容易な気がする。



普段人には、目に見えない、聞こえない存在。

たとえば、妖精とか



全く、僕は

Qu'est-ce que tu vas faire quand tu prendras cette main ?