RECORD

Eno.339 夢幻座長 リドルの記録

祭典世界のリドル【その4】

───『騒』の章
さわぐ。さわがす。さわがしい。うれい。うれえる。



【これは、わたしの過去の記憶の断片】


わたしは水を配る役目を授かりました

ただの水ではありません 命を繋ぐ水です


ㅤ────ですが





『水?そんなものより酒を持ってこい。俺には酒が必要なんだ』

                       『喉なんか乾いていないわ』

『あなた。そんなことするより、もっといい仕事があるわよ…』




みんな喉の渇きすら、分からなくなっていました
渇きにも気づけずに、死んでいくのでした



ここは人ならざるものが治める地
邪悪が渦巻く、呪われてしまった世界












「我が主よ」



『大変な仕事だ。だが…助けを待っている者がいる。行ってくれるかね』



「はい。参りましょう」



我が主が望むならば。10000に1の確率だとしても、それでも