RECORD

Eno.8 天原 ユラギの記録

天原揺希フェストリア記録_03

世界の異変は解決した。
そう言っていいだろう。
だってほら…なんかを……なんかしちまったし……

世界が解けている、一時的なもの、
というのは本当だったようだ。

笑顔のやつが残した扉や本、ペン………
そのどれもこれもが『法則を書き換える』 ・・・・・・・・ 物だ。

この世界にある分には良いが、
持ち帰っていると思われる人間が多すぎる。

数日この遺物レリック
法則に異常が起きる世界が多発すると考えた。

俺としては非常に厄介だ。
この一式…神器というものを
こちらも持ち帰り、分析するしかないのだから。

こんなやべーもの、パワーバランスが崩れるっての。
でも、持って帰らないと未知との戦いになる上に、
どちらにせよ解析しなければいけない。

なら、俺がてってと持ち帰った方がいいって訳だ。

しばらく笑顔を狩り様子を見る。
直に帰れるだろう。念じれば帰れるって言ってたし。

…………土産のひとつくらいは、渡しとくか…

………後は、あの石・・・も、持ち帰る事にした。
俺が葉山に教えたのが落ち度だったからな。
あの石が、あるなんて。


……そのせいで苦しめていたら申し訳、無いからな。


!ノイズ音!

「どんな事象すらも描く筆」



「物質を蓄え、複写する本」


「…それは、俺が今、一番欲しいものだよ。

………どんな手段を使っても。」



「…ユラギには、言えないけど」