Eno.356 第八使徒

閃光

もう、ダメだと思った。
食料が欲しくて、少し「欲を出した」から。

目を閉じる感覚。
夢なのに、もう死ぬんだと分かった。

───誰かに、殴られた気がした。
冷たい拳だった。

……彼女はあくまで生き延びて地獄を見ろと。
そう望むのか。

なら、やってみせよう。
せめて、この悪夢が終わるまで。