Eno.356 第八使徒

殉教

もうすぐ終わりが来る。
目の覚める感覚が、なんとなく分かるように。

……せめて、この島を出てやりたかった。
声の主の思い通りになどなりたくなかった。

まあ、これが現実か。

次に目が覚めたら、また俺は第八使徒として。
クソッタレな教団にご奉仕するんだろう。

……彼女のことは、決して忘れない。