変異種
――どうやら、私は変異種らしい。
それに気が付いたのは、
お父様の書斎にあった銀の弾丸をうっかり触ってしまった時から。
本来ならば、焼けただれてしまうはずだったその手は。
何ともなくて、綺麗な肌の透き通る色を映して。
それから、お父様がそれに気づき。
私を離れの塔の中の檻にへと。
幽閉されるようになったのは、私がまだ5歳の時である。
「……あの出来事が無ければ、私は。
まだ、あの場所にいられたのでしょうかね」
それに気が付いたのは、
お父様の書斎にあった銀の弾丸をうっかり触ってしまった時から。
本来ならば、焼けただれてしまうはずだったその手は。
何ともなくて、綺麗な肌の透き通る色を映して。
それから、お父様がそれに気づき。
私を離れの塔の中の檻にへと。
幽閉されるようになったのは、私がまだ5歳の時である。
「……あの出来事が無ければ、私は。
まだ、あの場所にいられたのでしょうかね」