ささやき
小屋に落ちている貝殻を耳に当てると、かすかに会話が聞こえる。



「きっと、ぼく」
「あのかたにゆるしてもらえない」
「あのかたというのは、だれ?
なにを許してもらえないの?」
「……?
へんじはないね……
こえ、聞こえなくなっちゃった」