Eno.600 アルノー・シュヴァリエの日記

ここに来るまでの経緯だと?



「いやぁ、キミも気になるであろうな、ワタクシがこの美しい羽根を風にさらして!ここ無人島へとたどり着いた壮大な冒険譚!

それでは語ってやろうではないか。さあ、耳を澄ましたまえよ!
ほら、その鼠みたいなお耳を!!!

そう!全てはあの日、雲ひとつない晴れ渡る青空を、ワタクシが優雅に飛んでいた時のことから始まったのだ!
その日も、もちろん、空は私を称えるかのように輝いていてね。
ああ、まさに『完璧な日の出』とでも言うべき朝であったよ。

だが、突如としてあの愚かな海賊どもがワタクシの美しさに嫉妬したのだ!そうに違いない!
ぶっちゃけそうだと思うのだだって言ってたもん!!!海賊がワタクシを撃ち落としたとき、彼らはこう言ったのだ!『こんな美しい鳥は見たことがない!』と言ってたもん!!!
嘘じゃないもんばーーーか!!!!!


コホン、失礼。
まぁ、彼らの船が水平線の向こうから現れ、火を放ってきたのだからな!
なぜ、私のような完璧な鳥人に向けて砲撃をする必要があったのか、いまだに理解できんが、
まあ彼らの哀れな嫉妬心が働いたのだろうな。

ワタクシの翼はその輝きで彼らの目を眩ませてしまったのだ!まったく、私の美しさも罪作りだな、フフン!


しかし!運命とはなんと皮肉であろうか!

その嫉妬に満ちた砲弾が、私の美しい翼に直撃し、ワタクシは優雅に、いや、非常に優雅に!!!だ!空から落ちたのだ。
さあ、そこでキミはこう思うだろう、普通の者ならば命を失ったであろうと!

だがね、____くん、私が普通の者であろうか?
ワタクシは、何度でも復活するアルノー・シュヴァリエ!だからこそ、この体もまた無事だったのだよ。


その後、気絶していたワタクシは、この謎の無人島で目を覚ますことになったのだ!
まったく、驚きだろう?だが、この壮大な物語にはまだ続きがある!
ワタクシは、海賊が撃ち落とした私の行方を追ってくるであろうと思ったが、
なんと、彼らは私の存在の神秘さに恐れをなして去ってしまったのだ!!!!!


…さて、それが、ワタクシ、アルノー・シュヴァリエがここにたどり着いた経緯というわけだ。
これを聞いて、キミもワタクシの偉大さを再確認したであろう?
まったく、この島での生活も一興だな!さあ、次は何を楽しむか、キミも楽しみにしていることだろうな!」