闘鴨の書:一の巻
不覚であった。
闘鴨の鍛錬の為、そして水影丸の奥義を極める為、海での修行に臨んでいたのだが……その最中に高波に攫われ、今や何処とも知れぬ無人島へと漂着している。
幸い、1人では無いらしい。
ざっと数えただけでも20程度は人の姿を確認している。
この人数が一度に遭難をする、というのも珍しく思うが、書き残された文を見るにこの海域自体が特殊なものであるように読み取れる。
些か不可思議であるが、これが真実であれば、あるいは、この島に漂着した者たちには何か運命的な導きがあり、ここに集わっているのではないか。
そう、どこかで思っている心もある。
ともあれ、まずは生存の術を探すのが優先だ。
余裕もできれば、いずれ闘鴨の機会も相見えよう。
闘鴨の鍛錬の為、そして水影丸の奥義を極める為、海での修行に臨んでいたのだが……その最中に高波に攫われ、今や何処とも知れぬ無人島へと漂着している。
幸い、1人では無いらしい。
ざっと数えただけでも20程度は人の姿を確認している。
この人数が一度に遭難をする、というのも珍しく思うが、書き残された文を見るにこの海域自体が特殊なものであるように読み取れる。
些か不可思議であるが、これが真実であれば、あるいは、この島に漂着した者たちには何か運命的な導きがあり、ここに集わっているのではないか。
そう、どこかで思っている心もある。
ともあれ、まずは生存の術を探すのが優先だ。
余裕もできれば、いずれ闘鴨の機会も相見えよう。