Eno.1031 ボルトボーンの日記

記録1

あまり何が起きたのかは覚えていない。
確かなことは、私は今、見知らぬ土地で遭難してしまったらしいということだ。
流れ着いたのは無人島……といっても、同じように流れ着いたらしい者達が多々いる。幸い、資源の豊富な島のようだし、これだけの人出があれば暫くの間はやっていけるかもしれない。
今更惜しむ命でもないが、図らずも、同じ漂流者たちとの運命共同体というやつになってしまっているのだろう。
ならば無為に放り出すのも勿体ない。出来る限り協力していこう。

それはさておき、あの方たちの言う『アヒル』、『アヒルバトル』とはなんだろう?
どうやら彼らにとってその『アヒル』は大事なもので、この遭難によって多くの者がそれを無くしているらしい。
もしもそれらしいものを見つけたら、誰かのアヒルでないか確認してみようか。