┗━遭難者 ???
動かなくなった身体。
真っ暗で静かな世界。
「 」
何かが起こった。
囁きにも満たない声。
「 」
何かの繋がる感覚。
誰かの祈りか、別のものか。
「 同期 」
┷┿■┷┿┰■┥(カティナ)
四等宇宙人 10歳 女 出身星 両親……
意識に直接唱えられる、全く聞いたことのない言葉。
だけど、誰かの事だと分かる。
多分、今私に働きかけて………
「 覚醒 」
これまでとは比較にならない、強い思念。
皮一枚の距離で誰かがいるような感覚
つられて私も強く念じる。
(………帰ってこれた。)
最期にみた場所の光景が、再び目に映る。
でも、自分の体を動かしているのは自分ではない。
それでもあのままよりは遥かにましか、とこれから起こる事を見守る事にした。
=============================================
(寝る前にちょっとやっとこうか……)
移動が一段落ついたようで、私の記憶を私以外が思い出している。
"同期"と言うだけあって、私側にも記憶が流れ込んでくる。
「カティナ、お勤めよ。
回収対象が出来たの。歳が近いあなたが適任よ。」
『……はい、お母さん。』
「お休みの日に悪いと思ってるわ。
でも若いうちからしっかり実績を積んでおくのは、きっとあなたのためになるから。」
『うん、分かってる。』
『「昇級は若ければ」若いほどいい、でしょ。』
"お母さん"の口癖なのか、先んじてカティナがそれを言う。
ばつが悪そうにする"お母さん"。
「スペースアヒルバトラーは録画しておくから。
それに三等に上がれば、全ての装備が許可されるでしょ。楽しくなるわよ。」
『……まあ、そうね。じゃあ着替えてくる。』
この子もアヒルバトラーなのかな。
でもどこかそっけない返事。
そこからエネルギーを充填し、人型の光になって、地球へ……
我ながら目を覆いたくなるような姿になった"私"の元に来るまでの一部始終を見た。
この子の今日の出来事のようだった。
真っ暗で静かな世界。
「 」
何かが起こった。
囁きにも満たない声。
「 」
何かの繋がる感覚。
誰かの祈りか、別のものか。
「 同期 」
┷┿■┷┿┰■┥(カティナ)
四等宇宙人 10歳 女 出身星 両親……
意識に直接唱えられる、全く聞いたことのない言葉。
だけど、誰かの事だと分かる。
多分、今私に働きかけて………
「 覚醒 」
これまでとは比較にならない、強い思念。
皮一枚の距離で誰かがいるような感覚
つられて私も強く念じる。
(………帰ってこれた。)
最期にみた場所の光景が、再び目に映る。
でも、自分の体を動かしているのは自分ではない。
それでもあのままよりは遥かにましか、とこれから起こる事を見守る事にした。
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(寝る前にちょっとやっとこうか……)
移動が一段落ついたようで、私の記憶を私以外が思い出している。
"同期"と言うだけあって、私側にも記憶が流れ込んでくる。
「カティナ、お勤めよ。
回収対象が出来たの。歳が近いあなたが適任よ。」
『……はい、お母さん。』
「お休みの日に悪いと思ってるわ。
でも若いうちからしっかり実績を積んでおくのは、きっとあなたのためになるから。」
『うん、分かってる。』
『「昇級は若ければ」若いほどいい、でしょ。』
"お母さん"の口癖なのか、先んじてカティナがそれを言う。
ばつが悪そうにする"お母さん"。
「スペースアヒルバトラーは録画しておくから。
それに三等に上がれば、全ての装備が許可されるでしょ。楽しくなるわよ。」
『……まあ、そうね。じゃあ着替えてくる。』
この子もアヒルバトラーなのかな。
でもどこかそっけない返事。
そこからエネルギーを充填し、人型の光になって、地球へ……
我ながら目を覆いたくなるような姿になった"私"の元に来るまでの一部始終を見た。
この子の今日の出来事のようだった。