Eno.520 愛の騎士シュガープラムの日記

おもいで

―わたしは、孤児だ。

親の顔も覚えてないし、興味がなかった。

興味といえば、そもそも何に対しても興味も、楽しみを覚えることもなかった。

そんなことをする余裕なんて、そもそもなかったから。

子供の頃は、今日を生きるために必死になって、ただもがくことに精いっぱいだったから。

だから、生きてても楽しくなんてなかったし、

ああ、だったら、この人生に意味なんてないのかな、って思い始めた。

それなら、もう……。



そう思ってた時に、あの人に出会ったんだ。

わたしに愛を教えてくれた人に―