Eno.1014 漢升の日記

1日目⑥

6時間ほど眠りこけていたらしい。どの時間に書いたのか忘れないよう、敢えて番号は飛ばしておこう。……雨も止んでいた。

起き抜けに森林へ赴き、色々と拾うと同時に罠を確認しておく。大小の獲物がかかっていた。既に拠点に置いてあったものも考えると、置き場所を変える必要もなく連続でかかっているようであった。これは嬉しい誤算でござる。人が普段暮らしていないゆえ、慣れていないのであろうな。生きたまま取っておくのも手だが、囲いがない。ゆえ、さっさと〆ておいた。
太陽熱で水を得る装置も用意しておいた。誰かが置きに行くであろう。

巣には倉庫と窯が増えていた。……火を扱えぬ我らでもそのくらいはわかる。だがこれもやはり近づけないことには変わりなく……。

そして元の巣から離れて暮らしているが故か、常に腹が満ちた状態でいることは難しくなってきた。〆た獲物は多数転がっているが、調理は拙者にはできぬし、うーむ。