Eno.326 彼波守の日記

雨上がり、一過

気温が上がってきている。
私はなんだかんだぐっすり寝かせてもらっているから
そこまで深刻なことにはならないとおもうけれど
他のひとはちょっと心配な人もいるな。

ゼイルくんは冒険者だけあって休む時は休めそうだと思っている。

ノルンくんは……ちょっとつかみどころはないけれど
休めないとかいう面での心配はなさそうかな。

ルクスくんとベルナールくんはちょっと心配かも。
案外心配事が多そうだから、あのふたりは。

さてはて、私みたいな適当な奴がいるってことが
どう転ぶか、なんだけどねえ。



……。

怠惰だ、なんてふざけてみたけれど
実際本当のことではあるんだよね。
私は、ただきっかけがあっただけのごく普通の元天使なんだから。
その特性通り、いまだに停滞しがちで、怠惰なことに変わりはない。

後輩のひとりを思い出した。
緑の髪で、活発に見えて繊細で、天使らしからぬ努力家なあの子を。

正直、こういう時は少しどころではなく君が眩しい。