Eno.1073 府高木 西三の日記

あっっっついんだが!!

 来るとは思ってたけど流石に暑すぎねぇかこれ!!?

 つーかマジでちびっことか大丈夫かよ。スポドリとかねーぞここ。
 いや、生理食塩水ぐらいなら作れるか? なんかレシピあった気がする。
 しかし、こんな中でも伐採に行ったり海水を汲みに行ったりするのすげぇな……。
 俺は遠くに見えてる雲が来てからにする。あれが日よけになれば多少はマシ、だといいな。
 まぁそれはそれで、真水2つとどっちがいいのかは分からないが。

 とはいえ、何とかなってるっちゃなってる。今の所。
 曇りでも釣れればいいんだが、ここまでと全く同じように釣れるかどうかは分からないし。
 何しろ、魚だって警戒するだろ。初日が一番釣りやすいのは当然だ。
 まぁ罠にかかった動物がそこそこいるし、窯と石臼があるなら作れるものの幅も広がる。
 だからたぶん大丈夫だ。
 ……つーか、今日で2日目になった、つまり丸1日だよな?
 発展速度がすごいな???

 けど、この島1つの資源なんて限られてる。
 特に木の実だな。その内枯葉とかしか取れなくなるだろうし。
 そうなると他は、海か……ちょっと離れたところの、あのもうちょっと小さな島か。
 どっちにしろ、もうちょっと探索しないとなぁ。









 バーバヤガー
 鳥の1本足に乗った小屋に棲み、石臼に乗って飛ぶ魔女。

 その名乗りを聞いた時に、ちょっとだけ記憶が戻った。
 あぁそうだ。俺はどちらかというと、そういう不思議が創作物ファンタジーとされる場所の人間だった。
 その上で、世の大半に隠れて、その不思議にかかわる側の人間だ。
 科学の裏で魔術を駆使して、物理の陰で神魔の類を相手にする。
 時に助力し、時に説得し、時に協力し、時に戦い。
 この島に来る直前も、その関係で何かしていたようなんだが……。