Eno.173 ペリペティアの日記

1:アヒル追い掛けて無人島

 転がったアクアを追い掛けて、
 気付いたらぼくは無人島にいた。

 素敵な仲間たちと出会えた。
 皆と一緒なら、この先も頑張れそうな気がした。

 友達が出来た。リユと博士。
 色々な話をした。楽しくて仕方がなかった。

 パパの物語を語ってみたら、
 みんなみんな、素敵な反応をしてくれて!
 あの日のことは忘れないよ。ありがとう!

 アクアが見つかった。
 ボロボロだけど大きな怪我は無さそう。
 心優しいすずらに預けた。
 きっときっと、大丈夫。

 パパのくれた知識を思い出して、料理をしてみた。
 喜んで貰えて嬉しいから、
 ぼく、またいずれご馳走振る舞うね!

  ◇

 この短期間で、色々なことがあったな。
 書き出してみたら、いっぱいだった。

 いつかはこの日々もきっと、
 宝石みたいな、宝物に。

  ◇

 嵐が迫っている。
 パパは嵐の日にいなくなったんだって。

「……覚悟、決めなきゃ」


 果てにあるのは、冒険か災難か。