Eno.1014 漢升の日記

2日目③

熱波が去り、雨が降って、そして嵐が迫っているでござる。これ一週間の天気じゃなくて今日の天気でござるよ。この島の環境は過酷の一言なり。

ところでこの拠点、実はずっと吹き曝しでござった。まぁ簡素な巣ゆえな。しかしそれでは嵐でひとたまりもない。が、倉庫に焼成した建材……レンガというのであったか。それと隙間を埋めるモルタルがあることに気がついたのでござる。そして石材も足りてはいなくとも、そこそこの量が。

これは、と思い至って岩場に走って石を拾い集め、壁を作ったのでござる。嵐に対してどこまで抗せるかはわからないが、ないよりはマシだと信じけり。

そうそう、それとアルベリー殿が拠点に加わったのでござる。独りで別居していたのが、危険なので避難してきたという話でござった。