Eno.606 聖涙竜の遺仔の日記

No,09_嵐の中で

予想通り、嵐が此のシマに直撃しました。

荒模様は続かなそうですが、雨自体は降り続けそうですね。



で、此度の再会は、私以外はそんなに時間経過なさってないようで。

で、前回のままの皆様であれば。



数名は確実に、嵐の中で輝いてしまわれるんですよね……



まぁ今回は、致命傷を負う前に戻ってこられたようですし。

食事をシェアするテーブルも造られて、古代魚のお料理も振る舞われまして。



19年前の、あの日々の皆様が全員いらっしゃる訳では無い、けれど。

確かに、あの時と変わらない、あたたかさ、が、此処に有って。



私だけ、こうして年を取ってしまった事実が、より重く、感じられて。

あたたかいのに、ことばにならない、■■■■、が――