Eno.620 水路の案内人スィーロの日記

2日目その1:目まぐるしく変わる天気

あのダンジョンを彷彿とさせる。
雨だったり、雪だったり、虹だったり、黒い何かが降ってきていたり。

天気によって、あちきたち冒険者の能力も影響を受けていた。
例えば雨だったら、水属性が強くなって、逆に火属性が弱くなったり。
虹はステータスが大幅に下がっちゃうんで、みんな悲鳴を上げる。

虹って空にかかるものだって話を聞いたことがある。
でも、あちきにとって、虹は降ってくるもの。
あちきはあのダンジョン以外の世界を知らないから。

この島で、「空にかかる」虹を見ることが出来たらいいな。


そういえば、虹じゃないけど、島のコがキラキラ光る不思議な石を拾ってた。
これを見た途端みんな目の色変えちゃって、嵐の中に飛び出そうとしちゃって……

やめて! 死体は障害物! 放っておいたら腐ってゾンビやリッチになっちゃう!!
ここにはテレパスもアンドロイドもいないのよー!!!!


みんなを死なせないようにしなきゃ