もう一つのやくそく

「闘技の世界はわたしの元居た世界ってわけじゃないですけれど」

「だけどきっと…なかまのヒトもきっと待ってるですよっ」
ほんとは――わたしの『力』を使って仲間のヒトや世界の縁を辿ることもできたのかな?
だけど、龍としてのスキルも権能すらも使えない今は、何の説得材料にならないとおもったから。
”沢山の世界と繋がる世界で情報をあつめてさがそう”って
なかばごりおしのように……だけど、希望と熱意をもって伝えるしかなくって

「ばばぁさん、シマ出てくれるって言っててよかったぁ~」
嵐の来るちょっとまえ。
日記帳にかきそびれちゃったけれと――
もう一つやくそくができたこと、本当によかったと思いました。
というより、そもそも、ばばぁさんおいてく選択肢なんてなかったからねっ!

「ふふっ。絶対戻れるよーにしなきゃですよっ!」