Eno.998 《蛇神様》ノイの日記

蛇の独白11

そういえば『あの日・・・』も天気が荒れていたな。

一匹ひとりずぶ濡れの我を見つけた者、我のあるじとなり、そして永遠に会えなくなった者。

そこから運命の歯車が動き出し、一度は狂い壊れてしまったが、欠片を継ぎ接ぎに繋ぎ合わせて、何とか再び動くまでに直ったのが現在いまの我である。

あの日、あの時、あの出会い・・・・・が無かったら、我は今頃どう過ごしていたのだろうな?

或いは既に、死んでいたのかもしれぬな。