Eno.228 アストラペの黄金駆動の日記

Drifting,again!

結論から言えば、オレはかなりひどい目にあった。
その経緯を話すことにするか。

オレは童話画廊のとある絵の空間の中で、謎の地図を拾ったんだ。
宝箱の絵に目立つ色でバッテンが入ってたから、こりゃ宝の地図に違いねぇ。
いったいどんな宝が眠っているのか、想像するだけでワクワクした。

それから、アレックスっていう赤髪の女と会った。
竜が神様の世界をルーツとするオレにはにわかに信じがたいが、
人間の身でありながら『竜殺し』をやってのけたすげーやつだとよ。

そんな英雄サマがなんかすごく退屈そうだったから、
ちょっと宝探しの冒険に出掛けないかと試しに誘ってみたんだ。

アレックスは快く乗ってくれた。
そんでもって、宝が埋まってるらしい絵を突き止めて、
アレックスがそこを掘り当てたまではよかったんだ。

けど、肝心の宝箱の中身は空っぽだった!

「馬鹿にしてる気?」

アレックスはめちゃくちゃにキレていた。

オレもなんか無性に腹が立って、
何言ったか覚えてないぐらいあれこれ言い返しているうちに、
もう揉み合いの喧嘩になって、仲良く崖下の海にゴールインしちまったわけさ。

……で気が付いたらオレの目の前には変な建物が聳える島があったってわけ。

アレックスはどこ行っちまったんだ?
炎の魔術師って水に弱そうだけど、勝手にくたばってたらぶっ飛ばすからな。