Eno.173 ペリペティアの日記

【3 嵐のあとに】


 目を覚ました。
 みんなに心配された。当然だ。
 オーコなんて、泣いてしまって。

「…………ごめん……な……さい……」


 そして、ありがとう。
 わたし、無事に帰ってくるって、約束したのに。

 冒険家、失格だ。
 帰ってこない冒険家に、
 わたしのいちばん嫌いなものに、なるところだった。

 だけどみんなは暖かくて、優しくて。
 迷惑掛けたけど、わたし、まだ此処に居ても良い?

 新しく約束交わした。
 リユには、ご馳走を作ること。
 オーコには、安静にしていること。

 今度は破らないから、守るから。

「──ただいま」



  ◇

 その後の話。
 すずらもシキも、相棒と再会出来たみたい?
 よかったな……。

 すずらがアクアを治してくれた。
 ぼくは相棒とふたり、
 しばらく、のんびりしていよう。