「それは本当ですか、ウォーデン」
「嘘なんて言うものかよ。この国が滅ぶ運命だってのは前々から言ってただろ。ようやく時期が絞れたんだよ」
「2ヶ月ってとこだな。で、だ。単刀直入に言って、2ヶ月後の事態にお前さんの力が要る。氏族長には話は通してあるぜ」
「……いいでしょう。この艦はこと殴り合いでは右に出るものはそうはいません。適任です」
「それで?今こちらに声をかけてきたということは早々動いてほしいという意味の筈ですが」
「わかってるじゃねえか。西の果ての海岸に潜伏していて欲しいんだよ。時が来るまでな」
「……つまり2ヶ月の間海に潜っていろと?」
「そういうこったな。でなけりゃ暗躍してる奴の目を欺けなくてね」