Eno.428 村人の日記

とある村と村人の話 1

その村はむかしからそこにあった。
人よりも牛のほうが多く、自然の中に人がいる。その村は、昔からずっとそうだった。

時が経て、動物の中に魔物が紛れるようになった。村は自然と同じように魔物とも共に暮す道を選んだ。
人か襲うことはせず静かに暮せばほとんどの魔物もそれに従い人を襲うことは無かった。
時折、我を失った魔物が人を襲うという事はおきたが基本的に村とその周りは、人と魔物の戦いなど知らぬと言えるほど、穏やかな時間が流れていた。