Eno.326 彼波守の日記

波間に流されて

拠点にしている浜辺から、
海のひときわ深くなっているところに
ふざけて飛び込んで。

波に、飲まれた。
さすがに一瞬相当慌てたとも。

だって本来、
私が海に翻弄されることはありえないから。
波守の天使。
大きく言えば海そのもの。
そんな身の上だもので、そういう経験がなかったんだ。

(なんて言えばいいのか)

初めて水の中で体の自由がきかない、
そんな感覚を味わいつつも。

(海だけど海じゃなかった!って感じ)

意識手放すまですら
楽観的なことしかあまり浮かんでこないのが
やっぱり私らしいかもね。