Eno.306 岬カノアの日記

09.不安

島時間にして3日目の、遭難5日目。―
水平線を見渡しても何一つ見当たらない、永遠と海が続いているだけ。

目まぐるしく気温気候が急変していた一日の終りに岩場の一画に洞穴を見つけ、やっときれいなタイヤを見つけた。これがあれば自力脱出の方法を考えられるかもしれない。

一足先に調査してくれていた刑事さんに先日のお礼として[ぶどうジュース]を振る舞った。
こう、14人だけの5日目で暮らしていくには十分すぎる拠点ができているわけだけど、この世界がそれを許すのかな…と、ちょっとだけ心配になってきた。
 突き進んで、地区一つを消してしまったかもしれない父さんは何処に流れ着いているんだろう?