ミルミカ・フォルミライ・アッティラについて④
虫の描写になるため、折り畳み
・腹部
重要な臓器の殆どがここに収まっています。特徴的なのは素嚢と呼ばれる器官で、他の生物の素嚢と異なり胃の先に存在します。獲物の体液や樹液、水などをここに溜め込んで運ぶことができます。仲間や幼体に吐き出して分け与える他、成体になってすぐのまだ身体が柔らかいワーカーの素嚢に限界まで溜め込むことで腹部の外皮が伸び、自爆兵や囮兵(輜重兵)へと分化します。溜め込んだ姿はミツツボアリのそれによく似ています。
また、過酸化水素を生合成する専用の器官が備わっており、これは素嚢内に噴霧するようにできています。飲み込んだ水に混ぜることで濃度を下げた過酸化水素水は、水の殺菌と共に、彼らが常に身綺麗にすることに用いられます。他の液体にもしばしば混ぜられ、滅菌に用いられます。
食物の消化には哺乳類と同じく塩酸を用いた胃酸を持ち、素嚢内で食物と混ぜ合わせ、食物の保管や消化を行います。特に幼体へ与える餌は、固形物を消化してドロドロにしたものを与える形です。
種によっては産卵管が変化した毒針を持っていることも多いミルミカ族ですが、この種には毒どころか、針もありません。代わりに、肛門から胃酸と過酸化水素(と糞尿)が混じったものを、目や呼吸器を狙って噴射して攻撃します。
この噴射は過酸化水素がその不安定さ故に水素と酸素に分離、体積が増えることを利用したもので、射程は20~30mほど。500m以上飛ぶとされるロングボウと比較すると蟷螂の斧と言えますが、濃度の高い過酸化水素も、そして塩酸も腐食性を持ちます。興奮したときには噴射の準備がされており、特有のオゾン臭や刺激臭が漂います。
毒針に変化していないということは産卵管がそのまま維持されているということですが、ワーカーでは未熟で産卵はできず、士官以上、それも将軍や母廠による抑圧フェロモンのない環境でのみ産卵が促される形です。
重要な臓器の殆どがここに収まっています。特徴的なのは素嚢と呼ばれる器官で、他の生物の素嚢と異なり胃の先に存在します。獲物の体液や樹液、水などをここに溜め込んで運ぶことができます。仲間や幼体に吐き出して分け与える他、成体になってすぐのまだ身体が柔らかいワーカーの素嚢に限界まで溜め込むことで腹部の外皮が伸び、自爆兵や囮兵(輜重兵)へと分化します。溜め込んだ姿はミツツボアリのそれによく似ています。
また、過酸化水素を生合成する専用の器官が備わっており、これは素嚢内に噴霧するようにできています。飲み込んだ水に混ぜることで濃度を下げた過酸化水素水は、水の殺菌と共に、彼らが常に身綺麗にすることに用いられます。他の液体にもしばしば混ぜられ、滅菌に用いられます。
食物の消化には哺乳類と同じく塩酸を用いた胃酸を持ち、素嚢内で食物と混ぜ合わせ、食物の保管や消化を行います。特に幼体へ与える餌は、固形物を消化してドロドロにしたものを与える形です。
種によっては産卵管が変化した毒針を持っていることも多いミルミカ族ですが、この種には毒どころか、針もありません。代わりに、肛門から胃酸と過酸化水素(と糞尿)が混じったものを、目や呼吸器を狙って噴射して攻撃します。
この噴射は過酸化水素がその不安定さ故に水素と酸素に分離、体積が増えることを利用したもので、射程は20~30mほど。500m以上飛ぶとされるロングボウと比較すると蟷螂の斧と言えますが、濃度の高い過酸化水素も、そして塩酸も腐食性を持ちます。興奮したときには噴射の準備がされており、特有のオゾン臭や刺激臭が漂います。
毒針に変化していないということは産卵管がそのまま維持されているということですが、ワーカーでは未熟で産卵はできず、士官以上、それも将軍や母廠による抑圧フェロモンのない環境でのみ産卵が促される形です。