Eno.616 Bの日記

3日目

此処に滞在する者達の素性が、段々と暴かれて行く。


姫殿の片割れは、大切な友人を失った。

年若き勇者殿は、正邪王覇清濁良悪、其々の二元論で語れぬ事象を思い悩む。

エルフ殿は、仲間に自らを売られ、己を勘定の内に入れぬようにして来た。


他の者達も、いずれ己の内を暴く事になるだろう。

我もまた、そうであるように。



少なくとも我が、きのこにて暴いた素体の話を要約すると、こうだ。


・ミスティックファイブの一人、ミスティブラック。
・名を、『黒崎亮太郎クロサキ リョウタロウ
・仲間が消息を絶ち、その捜索の最中に捕らえられた。
・元々は正義の戦隊だが、今は悪の組織に逆らってはいけない、と言う強迫観念とも違う何かを感じるらしい。


我もまた、素体かれに関しては全く知らない所がある。

それを少しずつ知って行くのも、又良いのかも知れない。