Eno.1014 漢升の日記

4日目③

現在も晴れ。この分では夕暮れまで晴れが続きそうでござる。ゆえ、今急いで動くこともなかろうと体力を温存しておくでござる。

じっとしていれば暇もする。司書殿と話をした。曰く、熱もなく燃え移りもしない炎を、司書殿は作れるとのこと。
……仮にそんなものを持ち帰ることができたら、拙者達の悲願になるであろう。もう人間達を連れて行く必要もなくなり、我らに黎明の光が齎されることになる。三賢曰く、背伸び、をしている我らが本当の意味で人類の仲間入りができるようになると。

とはいえ、それは嵐の後でという話でござる。……実際、先に経験した嵐どころではなさそうかな。備えは十分にしておかなければ。