Eno.889 百怪 探の日記

 

動機は不純だけど、船に揺られるのは楽しかった。
思えば飛行機にも乗ったことがないかもしれない。

何となく勿体なく感じたから、もし帰ってきたら、
別の遠出も良いかもしれない、なんて考えていた。

どのくらい金がかかるのかなんて、知らないから。


島には沢山の資源があって、凝ったものも作れる。
料理とかものづくりは慣れていたしワクワクする。

最初は食料がなくならないよう意識していたけど、
贅沢していいと知ってからは気が楽になっていた。


こうして過ごせるのもオニガミ様の加護だろうか。

きっとそう思っておいた方が丸く収まるのかもな。