頻度こそ減ったから、少し安心していた。 過去が追いかけてくる夢は本当に、息が詰まる。 そういえば、去年のあの頃も嵐の様な光景だった。 「……」 首の痣はもう消えている。 両腕の火傷痕は残ってしまったけれど、痛みは無くなった。 ……はずなんだけど 、痛む気がするのは。 こうしていまも、隠してしまうのは。 失った味覚が戻る気配が無いのは……?