蛇の独白28
包帯が解けてきた。
ハ、当然だろう……。
嵐の中、拠点の外へ出たのだからな。
だが、死への覚悟を決めてでも『拠点を護る壁』を作るための材料を集めたかったのだ。
幸い、今の我の血に毒は無い。
しばらく身体を休めれば、この傷の痛みも治まるはずだ。
自然に治って、マシになるはずだ……。
漂着者の一人が、食べ物と飲み物をたくさん分け与えてくれた。
どうやら泣かせてしまったようだ……。
まぁ、そのおかげで少し、活力が戻ってきたぞ。
こういう時に告げる言ノ葉は、確か……、ああ。
――『ありがとう』だ。
この思いを伝える事はできぬが、心の中で礼を言うぞ。
ハ、当然だろう……。
嵐の中、拠点の外へ出たのだからな。
だが、死への覚悟を決めてでも『拠点を護る壁』を作るための材料を集めたかったのだ。
幸い、今の我の血に毒は無い。
しばらく身体を休めれば、この傷の痛みも治まるはずだ。
自然に治って、マシになるはずだ……。
……。
どうやら泣かせてしまったようだ……。
まぁ、そのおかげで少し、活力が戻ってきたぞ。
こういう時に告げる言ノ葉は、確か……、ああ。
――『ありがとう』だ。
この思いを伝える事はできぬが、心の中で礼を言うぞ。