Eno.1004 魔女の日記

魔女の昔話

ひとはいつだってあくやくをつくりたがります。

彼女はそれに選ばれてしまっただけだった。



人を救う闇医者がいました
彼女は人間ではありません
それは些細なことでした

ある日闇医者は黒い本を手に入れます
そこから全てが変わってしまいました

感謝の言葉は侮蔑の言葉に
渡される金は投げられる石に


それでも良いと彼女は言いました


例えば、

人間の代わりに哀れな山羊を燃やせば、ほら、

神様は満足なさるから。