Eno.437 ウィズ・シュバルツの日記

4日目

朝はすごい快晴だったけど、遠くの方に大きい黒い雲が見えた。嵐の予感がする
すごい嵐!でも今は落ち着いている。また嵐が来そうだけど。
やっぱり嵐!ご飯はたくさんだけどこのシマから脱出するためにはいろんな素材が足りない。嵐が終わったら探索しに行かなきゃ


・クリアが膝枕を求めたらみんないっぱい立候補してた!仲良しはいいことだよね。笑顔ってやっぱりいいな!

・ルイ達と東洋について話した。食べ物だったり、どうやって行くかだったり…まずは異国料理屋でご飯を食べたいね!その後みんなで行けたら良いな!

・嵐の中、コレットとハルとプロキは冒険に出かけたみたい。計画とやらのアレで全く分からなかった!
 →俺も砂浜に行って少し探し物。綺麗な貝殻を見つけた。うーん、少しあれこれすれば…?

・ハルからもらったぶどうシャーベットをコレットと一緒に食べた!美味しい!分け合えるのってやっぱり良いな!…みんな無事でよかった本当に

・このシマはいろんなものが落ちてる。俺もだけど、意外とみんな何か踏んで痛い思いをしてるみたいだから靴を作ってみた。

・エララが島のあちこちのインフラを整えてくれたみたい、みんなのために頑張るなぁ…俺も見習わないと!

・エララはなぜかいかだを推してくる。俺はダメらしい…?クリアが嵐の中いかだに乗るって言い出してみんなで止めた。エララだけ笑ってた。いつも笑ってるけれど、なんだか…うーん、モヤモヤするのはなんでだろう?笑顔は好きだけどエララの笑顔は少し変わっている気がする、最近気づいたことの一つ。もっと知れば分かるのかな

・船の図面を書くエララ。みんなに船に欲しいものを聞いていたのを見てなんだかこの生活に終わりが来るんだな、と実感した。もっと仲良くなりたいしもっと笑顔が見たい

・どうしても見つからない。怪我を負って自分で作った治療セットを使った、みんなに心配をかけたかも知れないしもう少し上手くやらないとダメかも
 →エララが治療してくれた。話す機会にもなったけれど、話せば話すほど分からなくなる。俺はエララの撫で方は好きじゃないという事しか分からない。これ以上踏み込むならもっと理解をしないといけない。でも理解するために考える情報が足りない。なんだか嫌な予感はしている。学園に戻ってからで時間は足りるだろうか
 →コレットについて言われたけど何でだろう?でも心配してるんだとしたら話さなきゃと思う。機会、あるかな


笑顔が大好きだからこそ俺の苦手な笑顔がある。無理に口角を上げている顔と、無意味にただ笑顔の仮面をかぶっている顔、無価値だと人を嘲る顔、他にもたくさん

父さんと母さんがよくしていた顔、弟…が俺のせいでしなきゃいけなくなった顔、親戚や狼の血が混ざった貴族たちが俺を見てしていた顔

考えることが苦手だから考えなかった。今思うともっと早く考えなきゃいけないことだったかも知れない。俺には多分呪いを解く以外に家族を幸せにできることがある

人狼の血が濃い家系だから他の獣系の人たちと違って獣の耳と一緒に人間の耳もある。コンプレックスじゃないと言えば嘘だけど。その分たくさん音が聞こえるから良いか。彼女の呟きも聞き逃さなかったし、そのおかげで心配することができたし

たくさん書いてて分からなくなってきた。考えることってこんなに難しいんだなぁ。もっと、せめて大事なことくらいは考えて理解しなきゃ

とりあえず、俺はみんなの本当の笑顔に囲まれてこの島から出て行きたい。そう思う

プロキが綺麗なお守りを作っていた。
俺のも、ちゃんと守ってあげられれば良いな