縁のつながり

「ん、ん~~……」

「感度微妙ですけど――ちょっと補強されたかな?」
今までがアンテナ1立ってるかたってないかでしたけど
やっとこアンテナバリ1って感じですね!
――え、例えが分かりづらい??今使われてないのかなぁ……?
この世界由来のおまもりを作ったことで、
元の世界のおまもり間の『縁』のラインが繋がるかもという予想は当たってたみたいです。

「あとは……よかった、御守りがちゃんとどこかにあること確かめられました~!」
そうそう。今回の目的の一つ
大事な大事な、なくしたと思ってた御守りがどこかに存在していることが分かりました!
やっぱり、安心感が全然違います。

「ちょっと気負ってたかもですよっ」
たからものだからね。ほっと一安心。
探しに行くことはバッチリできるでしょう。
あとは――本当に万が一のはなし。救助要請ができるかどうかだけど。

「なんか、反応が変なのですよね……過去と未来がいりまじってるような?ぐちゃぐちゃ?」

「いろんな世界とか、未来とか過去からヒトやモノがきてるからかなぁ?」
いまは難しそう、というのがわかりました。
複数個あれば強度を増せそうだけど――
うん、やくそくのほうがよっぽど大事です。

「なにより、もう無理はしないよにしないとですからね!」

「ゆきみちゃん、喜んでくれてよかったぁ……」
わたしの鱗を使って作るおまもりとは、確かに違うけど――籠められるだけの想いは込めました!
きっと彼女を助けてくれると思います。
不思議な世界の、不思議な石からできる御守りだからねっ。

「ゆきみちゃんにもっともっと幸がありますよーにっ!」