Eno.1014 漢升の日記

5日目①

嵐が過ぎ去って、現在晴れ。
離島の横に、船が流れ着いたようでござる。拙者が気がついたときには既に他の者が喜び勇んで探索していたようで、色々と持ち帰られていた。であれば拙者が動くこともなかろう、まだ疲れも抜けていないゆえな。

と言っていたら、拠点の壁が両方とも壊れていた。嵐によく耐えてくれたでござる。感謝の気持ちを込めつつ、用意しておいたモルタルで修繕しておいた。……嵐への有効性は身を以て知ったので、帰ったら三賢に同じ形式の防壁を用意できぬか打診してみよう。

そうそう、そういえば元の世界には、ブルーシートやドラム缶を見かけない。司書殿がそれなら持ち帰ってはどうか、と。
そうか、持って帰る、という選択肢があった。盲点だったでござる。
もし何らかの方法で帰れる、と決まったら、残った金属材やプラ材、ドラム缶にブルーシートは欲しいでござるな。

……来た時の荷物が少ないゆえ、そんなには持って帰れないと言われる可能性もあるが、その時はその時でござる。

追記:人間も爆発物を扱えるようでござる。拙者達の特権ではなかったのであるな……。