Eno.1032 アリアンロッドの日記

5日目_1

現在の天気は晴れ。嵐は過ぎ去ったらしい。

ここの連中は朝から大騒ぎだ。……既視感があるかい?ババァもさ。今度は難破船が流れ着いていたらしい。
そこから色々なものが齎された。金銀財宝にトマト缶、米。──そして羅針盤に、浮き輪。
あたしゃそれを見て雷に打たれたような気持ちになった。……船、いや、それだけの資材があれば、あたしの半身、███████を起こせるかもしれない。

もう料理なんてしている場合じゃない、あたしゃ取り憑かれるように作業を始めた。いかだ用の資材を集めて、次……ああくそ、布が足りない。木材も金属材もごっそり持っていったから、気づくやつも出てくるだろう。浮き輪を持ったときに訝しまれたので、風呂にアヒルを浮かべて誤魔化しておいた。

暫くすると、シスター服の(ベテルギウス)が大量に木を切ってきた。あたしにとっても助かる。……全員が注目している最中に引き抜くと流石に目立つね。後にしよう。
だが、いつの間にか納められていた布材で1段階事を進められた。だが、こんなんじゃ足りない。もっとだ、もっと沢山要る。

ちょうど周りも、船を作る話になっているね。……木材の奪い合いになるかもしれないねぇ。