Eno.116 フェルテの日記

天使の呟き(40)

 
なんだかんだ、異世界行くときって結構気ィ張ってるっていうか。
誰が善人で誰が悪人かなんて見てもわかんねーから、
万が一、手ェ出してくるようなヤツがいたらすぐ反応出来るようにって
周りのこと警戒してること多いんだよな。

今回の場合、束の有能人類は信用出来るから全然マシだけど、
この世界ジーランティスそのもののことは信用してねえし。

だからこうやって腕の中に大事に抱えてると。
……ただ普通にくっついてたいとか、
場合によってはちょっと困ってる顔が見たいだとか、
そういうのも……まあ、あるっちゃあるけど。

ちゃんと守れてるって感じがして、
すげー安心するから好きなんだって、今更気付いた。