Eno.1073 府高木 西三の日記

パーティーの日取り

 6日目にパーティーをする事になったようだ。
 ……何か2回する事になってるみたいだが、何回も祝えるほどの余裕があるっていうのは良い事だから、問題は無いな。
 そしてその為に作る物が、料理と、花火と、あと例の星の記憶ってやつか。
 石碑の文章が変わってるのは驚いたが、そもそもこの石碑はあの不思議な石の力で時間が巻き戻されてる。
 複数の世界から人が来ている事もあって、もう何でもありだな。
 ちょっと投げやりなのは否定しない。驚くのにも疲れてきた。

 で。
 石碑の文章に「門は開かれる」って一文が追加されていた。
 星の記憶、これも謎の閃きによれば名前が「???」に変わっていたが、これを作る事を示唆しているのだとすれば。

 もしかしたら、元の世界に変える為の鍵がここにあるのかもしれない。

 ……まぁ元から、迎えの船が来るなら、自作の船の分の資源を突っ込んで作れる、みたいな話になってたし。
 作るつもりではあったようだが。
 正直俺も興味はあったんだよな。
 ただその、あまりにも必要な資材の量が……時間まで含めて全部255ってなんだよ……。

 ――だが、きっと不可能じゃない。
 ならやるべきだな。


 とりあえず、紙の作り方が分かりやすいように、倉庫に灰汁を入れておいた。
 あれを使ってパルプ液を作って紙にすればいい。
 木材は結構使うが、紙が作れれば後は火薬を拾って来るか、作り慣れた火種系統の素材だけだからな。
 さーて、どんな花火にするか。