Eno.16 戌ヶ迫 朔也の日記

幕間 ~ 少年、石碑の文を考える

「この調子なら必要な素材はなんとか集まりそーな気がするけど、
 集め終わってレシピを完成させたら、一体何が出来るんだろ……」


「"晶の奇跡にて星となりて"、"新たなる星の記憶を書に記せしとき、扉は開かれる"……。
 晶の奇跡で星になる……? 新たなる星の記憶……?」


「"書に記せしとき"って、筆記用具で書くことを言ってんのかな?
 "晶の奇跡"は、石碑をきれーにした、あの石のことを言ってる気がするし……」


「うーん? もしそーなら、作れるのは"新たなる星の記憶"ってことになるけど……。
 それなら、"扉は開かれる"はどーいうことなんだろ」


「……もしかして、"新たなる星の記憶"はどっかの扉の鍵なのかな?
 それこそ、"れむりあ"って国に繋がる感じの……」


「でも、扉なんてどこにもなかったけどなー……」




「……ダメだー、いくら考えてもやっぱわかんねー!」


「流石に沈んだ島が浮き上がってくるなんてことはねーと思うけど……。
 うーん?」


「……なんにしたって、まずは作ってみればいいんだよな。その"新たなる星の記憶"ってやつを!
 こまけーことは作った後で考える!」






「……みんなで探しても見つかんねー未知の箱、
 扉の先にあるかもしんない"れむりあ"に落ちてたりしてなー」