Eno.348 エレオノーラ・ローレンの日記

記.4

『船の名前。

子どもの頃に読んだ絵本、三人の王子たちのお話。
偶然にも助けられつつ、英知と才覚で旅の困難を乗り越えていく物語。

これからの船出が、安全なように、幸運な偶然を引き寄せるますように、という思いを込めたのと同時に。

この島にこうして皆が集まったこと、それが思いもよらなかった偶然の、幸運の産物であること。
そして運だけではなく、知恵と機転で自分達が生き延びてきたという自負。

そんな思いから、この名前を付けたけど』





「……恥ずかしいから、名前の由来は、絶対教えない」