Eno.520 愛の騎士シュガープラムの日記

たとえ簡単じゃなかったとしても

物事は、愛を語ってなんでも解決できるほど簡単じゃない。

時に、人は自分の正義を掲げて対立することもある。

どちらが正しいとか、どちらが悪いとかじゃなくて、ただ異なる思想がぶつかり合うから。

対立とは、戦争とは、きっとそういうものだ。

そこに愛を説いても、きっとどうにもならないことだってある。



でも、たとえそれが簡単じゃなくても、わたしは足掻きたい。

わたしを救ってくれたのは愛だ。わたしを導いてくれたのは愛だ。

愚直な事だと思う。愛の狂人と言われるのも仕方ないと思う。

そもそも、部外者異世界人がそこまで肩入れする必要なんてないんだと思う。

それでも、はじめから諦めて、見て見ぬふりなんて、わたしにはできない。

だから、これからエゾデスで起こるであろうことにも、わたしは向き合いたい。

わたしの、わたしなりの戦い方で、みんなに愛を伝えたいんだ。



いつか、この島で人と魔族が笑い合いながらごはんを食べたように、

あっちでも、そうなったらいいな―