Eno.1014 漢升の日記

6日目②

できることがないので仮眠を取っていたら、気がつくと皆が謎の箱をこじ開けては中身を読んでいた。これは一体……。

アルベリー殿達が言うには、拾って修復した石碑に書かれていた、星の記憶、なるものを復元した結果、洞窟の先にこれが拾える場所が開いたということらしい。

中身を読んでみても、半分も理解できているか怪しい。

捏ねるとパンを作れるきのみは人が造ったものであること、恐らくは昔から“異世界から人を呼ぶ”技術があり、それに嫌気が差した誰かがそれを応用して水かさを増やしてその技術を持った国を滅ぼしたこと。

このくらいは拙者でも読み取れた。人間というのはいつの世も度し難いものであるかもしれない。
他も読みたくなるが、問題がある。



出てきた記録から、どの方法で開いたものなのか逆算できないことでござる。