ものおもい
僕はシィリヤーレル。
極北の国の女王様。
僕は民の為に頑張っているけれど、
守るべき民は僕のことを殺して、
王様に成り上がりたくてたまらない。
僕は、ふと思ってしまったの。

「……そんな民なんて見捨てて、
自由になりたい」
そんなことが、許されるのでしょうか。
“正しい”を追い求めるのは、もう疲れたんだよ。
それを選んだら自由になれるって、
心の何処かでは分かっているんだから。
逃げることもまた、勇気なれば。
僕は少し、考えていたんだ。

「……そんな民なんて見捨てて、
自由になりたい」